高度なセラミックス製造技術を生かし、有害物質のアスベストを無害化することで、安心で安全な社会環境の保全に貢献します。
全国で初めて溶融処理以外の方法で、建材などに含まれるアスベスト(石綿)を無害化する新しい技術を開発しました。本技術は、群馬工業高等専門学校の持つ基本特許を科学技術振興機構の委託を受けて実用化開発を行った成果です。アスベストが混ざった建材を細かく砕き、融剤(塩化カルシウム)を混合して、800〜900℃で焼くことで、アスベスト鉱物は壊れ、人体に有害な繊維も粉状になり無害化されます。1500℃の超高温でアスベストを溶かしていた従来技術と比べ、大幅に処理コストも下がり、一日当たりの処理能力も30〜50倍が可能となります。アスベストを多く含む吹き付け材などの飛散性製品は100万トンあり、その処理が進んでいますが、一般の建材に含まれる非飛散性製品が4000万トン以上あるとされ、安価で処理能力の高い設備の完成が期待されているところです。現在当社では試作機設計段階にあり、2009年度には製造に着手、早期の商用化を目指しています。
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